39.こんぴら街道をあるく

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こんぴら街道とは江戸時代「こんぴら参り」のために使われた道。

 

街道は5つあり、今回はその1つ「丸亀街道」を歩いてきました。

 

丸亀街道の始まりは、現在のJR丸亀駅の北側にある太助灯籠。そこから琴平の高灯籠までの150丁(約12Km)の道のりです。

https://www.city.marugame.lg.jp/sightseeing/spot/konpirakaido/

 

そもそもの始まりは、6月のはじめにポイトラを一緒にやっているハタさんが二十歳の頃に歩き遍路をしたと聞いたこと。

 

ハタさんは終始イライラしたお遍路だと言っていたけど、野宿や空腹、入院など、歩き遍路の体験をその時の写真と一緒に見せてもらった自分にとってそれはなかなか魅力的なことのように思えた。(あとはなんでイライラするんだろうという疑問も。)

 

いつかはお遍路をやってみたい

 

とは言っても、「それはいつかその時がくれば」というような感じだろうか。

 

お遍路、歩くこと、香川といえば、、こんぴら参りがあるじゃないか。そんなことをふと思いついたのだ。

 

そうと決まれば、歩こうじゃないか。

 

香川県案内のために帰省した今回。梅雨の晴れ間にいつものTシャツ、短パン、スニーカーという出で立ちで歩いてみた。

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始まりは、丸亀港にある太助灯籠。

いざ歩こうと思ってから気づいたが、こんぴら参りをするための道しるべはまちの中のそこかしこにある。なんだか贅沢かもしれないが、生活に馴染みすぎている。

 

太助灯籠ひとつとってみても、小学校、中学校、高校、それにまつわるさまざまな思い出や話したいことがあるが、それはまた別の話。

 

いざ、街道を歩く。

商店街(通町)のアーケードにちょっとだけ入って道は右に折れる。

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今、使われている駅前の通りから一本入ったところが旧街道。

 

この道、なんか良いなー。なんだろう、ちょっと良い空気をまとったものが多い感じ。

そのまま、南下する。

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中府の大鳥居を抜けると、そろそろ自分の地元に入る。小学校区だ。

小学校のころ、遠くの友達の家に行くのに歩いた道。雰囲気が怖かった路地裏。変わったところも変わってないところもある。

 

国道11号線を越え、高松自動車道も越えていく。(高速は越えるではなく、くぐって行くと言った方が正しいのかな?)

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中学の自転車を買った店や、部活の後輩が住んでいたマンションの側を通り過ぎると、いつの間にやら街道は車通りの多い道から農道になる。

 

今日の最高気温は32℃。あつい、

農道に入ると人通りも少ないから、コンビニや自動販売機もないことに気づく。

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さらに南下して、朝ごはんを兼ねてうどんを食べる。汗をかいた後はぶっかけの出汁の塩っ気がちょうどよい。

 

ちょっと休憩してまた歩く。この辺りは、高校を休学していた頃に夜な夜な遊びにきていたエリア。

 

こんぴら街道の道しるべを記している地図には、茶堂の跡がところどころ記されている。

 

10kmちょっとの道を昔の人はどのくらいの速さで歩いたのだろうか?

お茶屋で休憩するのも楽しみにひとつだったのかな?

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こんぴらさんがチラリと見え始めたが、なかなか距離は縮まらない。

はやる気持ちがないわけではないが、百二十四丁石を過ぎたあたりの木陰ですこし休憩をした。

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すこし足が痛くなってきたころに石の鳥居が見えた。

JRの線路の下をくぐり、ことでんの線路を渡ったらいよいよ琴平のまち。

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昔はきっと遠くからでも見えたのだろうが、僕はかなり近づいてから高灯篭に気づいた。

 

かかった時間は休憩込みで4時間ちょっと。

歩いたのは丸亀の港から金刀比羅宮のお膝元まで。

普段なにげなく目にしている道しるべを改めて探しながら歩くのは面白い。

 


昔の街道のおもかげを感じた場所はたくさんあった。

 

しかし、それよりも
道を歩いていると、その場所その場所で
様々な人たちとの記憶が思い返されたことに驚いた。

 

道と記憶は繋がっている。

38.香川県案内にむけて

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香川県に帰省しております。

 

今週末は年に一度の香川県案内です。
思い返してみると始まりは大学を卒業した2016年。

 

その年に初めて参加したAMCC(旭川木工コミュニティキャンプ)での体験と、一緒につくし文具店の検品をしていた不動さんが貸してくれた伊藤洋志さんの本「ナリワイをつくる」を読んだこと。

 

この二つがきっかけで始まった気がします。

 

もっと香川県のことが知りたい。
東京の人に香川県のことを知ってもらいたい。
香川県に自分が帰る機会をつくりたい。
なんて事を思いながら、、

 

2年目からは

その年に新たに出会った方々の拠点を巡らせてもらったり、自分自身が話を聞いてみたい人にアポを取って伺わせてもらったり

 

3年目は

自分の高校の同期が手伝ってくれたり

県内から参加してくれる方がでたり

 

ちょっとずつですが、変化しながら

毎年、新しい発見や出会いに恵まれながら続けてこれました。

 

今年は帰省と同時に梅雨入り&台風発生

→1951年以降もっとも遅い梅雨入りとか!?

 

先がちょっとだけ思いやられますが、

 

4年目の今年もしっかりと楽しんで!
2泊3日、めっちゃ運転してきます!

 

37.香川県帰省〈後半戦〉

こんにちは!

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ついに香川県帰省も後半戦。

 

香川県のまちと関わることがやってみたい。
そう言い始めて、まあまあ時間が経ちました。

 

今回の帰省では、関わってみたいプロジェクトがいきなり現れてびっくり。

 

そんなラスト三日間のことを書きます。
もう少しだけお付き合いくださいませ~!

 

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7日目3/4:二度目の灸まん美術館
再び灸まん美術館へ:実は帰省4日目に灸まん美術館を訪れた際にはタイミングが合わず、西谷さんと会うことはできませんでした。(いきなり伺ってすみません、、!)

 

再度、西谷さんと日程を調整して灸まん美術館へ。

 

ゆっくりとお話を伺うことができました!
西谷さんは和田邦坊の研究を10年近く続けているそう。

 

お話を聞きながら、展示を見るといろいろな気づきがあり見え方も変わります。

 

邦坊さんゆかりの場所やデザインを巡るまちあるきを企画することもあるそうで、是非いつか僕も参加してみたい!

 

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香川県のお土産事情トーク。おいりはやっぱり紅白の箱!そして、博物館的な視点から見た香川県の話はいろいろ目から鱗

 

今回お話を伺うまでは、なんとなくギャラリーのイメージが強かった灸まん美術館。これからは企画展を見にいくのも楽しみになりました!

 

西谷さん
お時間割いていただきありがとうございます!
また香川県案内ではよろしくお願い致します!
古墳とコーヒー企画もやってみたいです!

 


お昼ご飯はやっぱりうどん:なかなか行けていなかったうどん屋さん「うどん 松ゆき」へ伺いました!「純手打うどん よしや」のインスタ投稿で#今日の松井さんのマカナイ を楽しみにしていたのが懐かしいです。たまごとじ あんかけうどん、肉ぶっかけ冷 をいだたきました。お元気そうで良かったです!

 

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アツアツの「たまごとじ あんかけうどん」のあんを思いっきり服に飛ばして内心ヒヤヒヤだったのは別の話。

 

 


夜はグットネイバーズコーヒー:丸亀にあるサンドイッチがおいしいコーヒー店。グットネイバーズコーヒーへ。知らない間に高松にもお店ができている??

 

→ちなみに、僕が以前いたのはビーアグットネイバーコーヒーキオスク。

 

市役所の立石さんとCONNECTの高木さんとお話。

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立石さんと初めて会ったのは、2016年に丸亀で行われたリノベーションスクール。高木さんとは、昨年6月に丸亀で行われたイベント「第5回丸亀市リノベーションまちづくり構想検討会議」で少しお話をして以来。今回の帰省の話からはすこしズレますが、香川県は2004年に都市計画区域の再編を行い、全県的に線引きを廃止しました。藤田の実家の南側もかつては市街化調整区域。線引きが廃止された時は開発が始まると聞いてなんとなく喜んでいましたが、家の周りに広がっていた田んぼがどんどん宅地化されていくのには寂しさを感じています。

 

もう一度同じ風景に戻すのは難しいと思うけど、残された農地でいつかなにかやってみたいなーと思ってます。

 

すこし長くなりました、、!話は今回の帰省に戻ります。

 

立石さんが高木さんと改めてお話しできる機会を設けてくれました!

 

CONNECTは僕が高専時代によく通っていたお店。以前、香川県案内でもゴールドクラフトさんの商品の取り扱いがあると聞いて伺ったことがあります。最近では、家具雑貨の販売だけでなく、デンマーク王立アカデミー(KADK)建築学科とのリノベーションプロジェクトを推進していたり、本島でカフェスペースの運営を始めたそう。

 

お話を伺っていて、デンマークと日本を行き来するグローバルな活動と丸亀の沖にある本島での活動、マクロとミクロが繋がっていてとても興味深かったです!

 

KADKとのリノベーションプロジェクトの様子を投稿しているFacebookページはこちら→port360 - ホーム | Facebook

 


関わりたいこと:話は丸亀の駅周辺のことに移ります。

 

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丸亀の駅前には建築家の谷口吉生さんが設計した美術館「猪熊弦一郎現代美術館(ミモカ)」があります。現在、長寿命化工事のため2020年の3月まで休館中。

MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

 

美術が苦手だった自分が中学生のころ、一回だけ美術の授業で描いた作品を飾ってもらえたのはミモカ美大受験を目指していたころは展示を先生と見に行ったり、武蔵美建築学科に在籍してからは帰省の折に建築を見に行っていました。

 

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そんなミモカにはカフェがあります。空間が良いのはもちろん、ケーキとコーヒーのセットがとても美味しくて、雑貨のセレクトも面白かったカフェレスト MIMOCA。香川県案内でも参加者のみんなで伺ったことがあります。ゆっくりしすぎて、その後の行程がパツパツになったり、、

 

昔、夜カフェを企画していたことがあって、その時、デュラレックス ベルメイルに蝋燭を入れてテーブルランプにしていたのがカッコ良すぎて、いろんな人にベルメイルを買ってプレゼントしていた時期が僕にはある、、笑。ベルメイルはいまだに使っていて、いつもコーヒーを淹れに行く時、テーブルの上に出しているアンバーのカップがそれ。

 

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と、勝手に思い入れのある場所になっていました。
カフェレスト MIMOCAはミモカの長寿命化工事に伴い閉店。再開館後の営業については未定と聞いています。

 

いつもそこにある場所がいつまでもあるとは限らない。

 

丸亀の中にある自分にとって気持ち良かった場所、みんなを連れて行きたい場所を守りたい。

 

モカのカフェを残すために関われることがあるならば関わりたいです。

 


■8日目3/5:本島へ行く!
前日、お話を伺った高木さんと一緒に本島に行きました!

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高木さんが新たに手がけているカフェ、Honjima Standは本島観光案内所の中にあります。

Honjima Stand 営業中です! | CONNECT BLOG

 

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丸亀から通っているスタッフの方々と一緒にフェリーで本島に向かいます。Honjima Standの料理をメインで手がけている岩井さんは、友人の弟ということが分かりびっくり!!

 

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本島にゆかりのある食材を活かした美味しい天むすやジェラートなど、いろいろと試食させていただいたお礼に、コーヒーを淹れました。お店の形態やどんな味を目指したいかによってちょうど良い淹れ方があると思います。参考になったなら嬉しいです、!

 

高木さんとスタッフの方々と一緒に島あるき。本島は瀬戸内国際芸術祭の会場にもなっていますが、東側の島々に比べると会期外はのどかな印象。

 

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そんな本島には、香川県内唯一の伝統的建造物群保存地区があります。まだ見に行ったことがない方は是非一度見に行ってもらいたいです。

観光・イベント・スポーツ:歴史・文化財:笠島重要伝統的建造物群保存地区 | 香川県 丸亀市

 

 

行こうと思えば、本島までフェリーで40分。島は思ったよりも近い場所にあります。瀬戸内の景色を堪能する。島の時間はもっと楽しめる。

 

香川の暮らしと島の使いこなし方には、おもしろい関係がありそうです。


そして、Honjima Standがこれからどのように育っていくのかもかなり楽しみにしております!!

 

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夜は初0番地:夕方のフェリーで丸亀に戻ってからは「純手打うどん よしや」の大将 山下さんとご飯に行きました!なんやかんや初めての0番地。カウンターの上には大皿にのった料理が並べられていて良い雰囲気。二人でご飯は初めてでしたが、いろんな話を伺えました!うどんとコーヒー。香川と東京。服とカフェ。場所や年代を越えて、様々なレイヤーとジャンルを繋げていくよしやの大将にはいつもお世話になりっぱなしで、、!また、いろんな報告ができると嬉しいです!

 


■9日目3/6:上京準備

9日目は1日かけて上京準備。

 

朝はもちろんうどん!
讃さん広場は水曜定休!
祖父から大量のじゃがいもをいただく!
おいしいもの広場のカルビ屋大福の平日ディナーは美味しい!

夜行バスに乗り込んで、今回の帰省はおしまい!

 

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だらだらと長い文章を書いてしまいましたが、今回の帰省は本当に良かったです。

 

新たな出会いに多く恵まれ、もっと見に行きたい場所もできました。

 

なにより、丸亀で関わりたい場所が見えたことが大きな収穫です。

 

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次回は、夏前くらいに帰省予定です。

 

8泊9日間にお会いしたみなさま
いろいろとお時間をさいてくださり本当にありがとうございます!
引き続き何卒よろしくお願い致します!!

 

それでは〜!

36.香川県帰省〈中盤戦〉

こんにちは!

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香川県帰省は前半戦を終えて中盤戦へ!

 

えっ?後半戦じゃないの?という方
もう少しだけお付き合いくださいませ、!

今回の帰省は書きたい事がありすぎる、!

 

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■4日目3/1(金):確定申告へ!

朝から確定申告へ!

 

受付の方に書類を渡してサッと退散

 

今年は(も?)家族の力を借りまくりの確定申告でした!もう少し、ちゃんとやらんと、、!

 

灸まん美術館へ:先月、清里で行われたキープ協会が主催するイベント「つなぐ人ファーラム」。そこで知り合ったのが西谷さん。

つなぐ人フォーラム | 公益財団法人キープ協会

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(フォーラムのちょうどいい写真はなかったけど、清里は最高でした!)

 

その西谷さんが企画している展示「邦坊さんの縁起物」を見に行く。

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和田邦坊という名前を聞いたことがある人はどれくらいいるのだろうか?名前こそ聞いたことないが、邦坊さんの手がけた作品(グラフィック?)は香川県民ならば必ず見たことがあるだろう。灸まん、かまど、ひょうげ豆をデザインしたのは邦坊さん。そんな邦坊さんが手がけた縁起物をたくさん見ることができる展示でした。香川県の方は是非。

Kyuman Art


丸亀の南側に広がるゴールデンルート散策:なんて、自分が勝手に言っているだけなのだけど、丸亀の南側には面白いお店が両側に立ち並ぶ道がある。調べてみると道の名前は県道22号善通寺綾歌線。少しだけ紹介してみます。

 

BAR MOTORE:東京でも修行経験のある店主の岡部さんは、日本バリスタ協会が主催するバリスタグランプリを二連覇した方。香川でイタリア系のエスプレッソを楽しむならばここ以外にないと思ってます。

パティスリーもりん本店:県内では多店舗展開しているもりんの本店。クッキーをお土産に買って行くと喜んでもらえます。コーヒーとの相性も○。

浦島餅店:ふわっふわのお餅が食べたい時はここ。食感が日持ちしないので東京にはなかなか持って帰れないが、近くを通った時には是非とも食べてもらいたいお餅。すぐに売り切れてしまうので午前中にいくのがオススメ。

うつわ 楓:コーヒーも大好きな店主が営む作家物のうつわ屋さん。企画展も多く手がけていて覗くといつも新しい出会いがあります。今回は、牛窓に移転した匙屋さんの匙を見つけてちょっと嬉しくなりました。

うつわ 楓

CONNECT:県内で北欧のデザインを体験するならばここしかない。高専時代は、たくさん刺激をいただいてました。最近すこし先に移転してさらにパワーアップして営業中。北欧、デンマークの家具を一層楽しめるお店になっています。

CONNECT BLOG

北欧 インテリア | CONNECT(コネクト) 北欧家具・雑貨 通販サイト

KITOKURAS:丸亀からだと少し時間がかかるけど、まだ行ったことがない人は是非行ってもらいたい。山一木材さんが手がけている、無垢材の良さ、木のぬくもりを感じるお店です。個人的には木片に試験管をさした一輪挿しがお気に入り。

KITOKURAS by 山一木材「木と暮らすこと伝えたい」

 

以上6店舗。全て寄り道すればお腹も心もきっと大満足?

最近、琴平方面にも好きな場所が増えているのでコースの延長を検討中。

 


■5日目3/2:瀬ト内工芸ズ

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朝:午前中から高松。時々イベントで深煎りのコーヒー豆を使わせてもらっているプシプシーナ珈琲さんへ。焙煎と抽出をしているお店でコーヒーを飲ませていただくと、その豆でどんな味を出そうとしているか知ることができます。僕が好きなのは季節限定の「枯葉ブレンド」、どっしりとしたコクのある「エクアドル」です。その後、観覧車のある宮脇書店、ルビー商会、こがね製麺所を経由して、午後の約束の場所へ。

自家焙煎 プシプシーナ珈琲

 

今日の目的は、瀬ト内工芸ズの得丸さんに会うこと。

 

ソトコトの2月号に特集記事が掲載されていた瀬ト内工芸ズ。帰省に合わせて、できるならば会ってお話が聞いてみたい!とソトコト編集の坪根さんに繋いでいただきました!

 

得丸さんからは、瀬ト内工芸ズのこと、三木町での新しいプロジェクトや、瀬戸芸との関わり、オリジナルプロダクト、マレーシアをはじめ東南アジアでの活動、VJの話などなど、、

 

かなり興味深いお話をたくさん伺うことができました!ありがとうございます!
次回、香川県案内やいろんなところで是非お力を借りられると嬉しいです!

瀬ト内工芸ズ。GOOD DESIGN GOODS FOR SETOUCHI


■6日目3/3:香川県で初コーヒー焙煎

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午前中:珈琲倶楽部のマスター大西さんにお声かけいただき、フジローヤルの超小型焙煎機「ディスカバリー」で焙煎体験することに!焙煎する豆は、帰省初日にぼーくんからもらったミャンマーのコーヒー豆。

 

基本的な焙煎の方法を教えてもらい、いざ挑戦!


焙煎機内の温度が5℃違うと味にどんな違いが出るのか?


一度焙煎したコーヒー豆をもう一度焙煎するとどうなるのか?←怪我の功名

 

焙煎の世界は面白い!
コーヒーは、栽培→精製→焙煎→抽出とさまざまな人たちの手を巡ってカップの中の一杯になります。抽出の世界だけでも、まだまだ分からないことばかり。一歩手前の焙煎からコーヒーに関わることができるようになると更に未知の世界が広がっていくように感じています。いやはや、本当にコーヒーはどこまでやっても楽しいが終わらない。

 

大西さん
いつもありがとうございます!!!

 

ちなみに、東京でこの時に焙煎したコーヒー豆の飲み比べ会も企画予定です!

イベントページはこちら→〈マニアックドリップ」

 


午後:森岡さんと喫茶店を巡りながらお話。

 

森岡さんは、謎多き方です。うどんを打ったり、物件ファンという不動産情報サイトで記事を書いていたり、、、

物件ファン

 

これまたソトコトの坪根さんに繋いでいただきました!初めてお会いしたのは新宿ワープで行われたうどん会。ひたすらうどんを打ち続ける森岡さん、僕はひたすらうどんを食べ続ける。ドイツでもうどんのイベントを開催したりするそう。会場にはたまたまドイツ旅行中にそのうどんを食べたという参加者の方も、!

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うどんはお店で食べるものと思っていましたが、自分で打てると場を作ることはもちろん、日本を飛び出すこともあるのかと、驚く。

 

すごいぞ。讃岐うどん

 

そして、話をしてみると、なんと!地元が一緒!中学も一緒!
またお話しましょう!ということになって今回。

 

実家近くのハローズ(中四国ローカルスーパー)で待ち合わせ。森岡さんはFIATの素敵ヴィンテージカーで登場。まさかパンダに乗せてもらえるとは、、!

 

善通寺の偕行社カフェ→林田の珈琲屋 松尾
茶店をはしごしながらいろんなお話を伺いました。

 

プランニングディレクター
みんなの家、不動産のあり方、森岡さんならではの視点、様々なプロジェクトの話は大変興味深かったです。

 

ポイトラに繋がりそうなアイデアもありがとうございます!
もっと様々な形の移動を楽しめる物に育てていきたいです。

 

今後とも何卒よろしくお願い致します!

 

その他:夜は丸亀にできた「いきなり!ステーキ」へ。まさかのガラガラ、、!

 

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そんなこんなの香川県帰省中盤戦

 

話に夢中になりすぎて写真がない、、

 

次回最終回!
香川県帰省〈後半戦〉に続く!

 

それでは〜!

35.香川県帰省〈前半戦〉

こんにちは!

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年始のポイトラツアーを終えて早1ヶ月、
再び香川に帰省しました。

 

今回の目的は確定申告!

 

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でしたが、、

・香川でやってみたいこと発見!
・香川でコーヒー焙煎
ミャンマーのコーヒーをいただく
・岡山へ渡る!&初コーヒー出店
・とにかく新たな出会いがいっぱい!
・新兵器開発中
・ソトコトに掲載
などなど、、

 

イベントもりもり!
かなり充実した9日間でした。

 

6月に開催予定の香川県案内に向けてもいろいろ仕込みができたと思います。

 

ザクっと今回の帰省を振り返って見ます!
と言いつつ、長くなるような、、

 

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■1日目2/26(火):ミャンマー帰り

夜行バスで7時40分に坂出インター着。だいぶ、夜行バスの乗り方に慣れきました。

 

まずは朝うどんを駆けつけ一杯いただいてから実家で荷ほどき。その後、うとうとしていたら、、寝過ごす。

 

ミャンマーから帰って来た高専時代からの友達。山上くん(ぼーくん)から丸亀駅に着いたとのメッセージで覚醒。いっそいで丸亀駅までぼーくんを迎えに行き、1日香川県案内。

 

ちなみに、彼は今

東南アジアに点在している戦没者慰霊碑を巡る活動をしている。

戦没者慰霊碑巡り – GUIDE TO WAR MEMORIALS

 

〈案内した場所〉

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丸亀城:昨年の台風や大雨で石垣が広範囲で崩落した。ぼーくんと二人で崩落現場を見に行く。

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修復には時間もお金もかなり必要になるが、なんとか復旧してもらいたい。石垣が崩れて改めてお城の大切さを思い知る。今の姿を見ていると、とてもソワソワする。丸亀市のシンボル丸亀城、自分もできることはやっていきたい。

石垣修復情報 | 石垣の名城 丸亀城(日本100名城・現存十二天守)


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トートコーヒー:香川県中讃エリアで浅煎り・中煎りのコーヒーと言えばここ。今回は、岡山出店の為のコーヒーを買いに来ました。ローリングのスマートロースターを導入していてびっくり!今回、代表の玉地さんとも初めてお話しすることができました!少し話がそれますが、ここでカプチーノをテイクアウトしてすぐ近くの臨海公園で飲むのもオススメ!

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坂出人口土地:ぼーくんと一緒に人口土地を歩いてみる。日本で初めて人工地盤を設けた団地群。2017年には坂出アートプロジェクト「人口ランド」が開催された場所。一度、中心で動いている方にお話しを聞く機会があったが、その後どうなっているんだろう?今回、行政の方らしい一団を見かけたのでなにか新しい動きが始まるのだろうか?


珈琲倶楽部:いつもお世話になっている珈琲倶楽部へ。タイ・ミャンマー帰りのぼーくんの話をゆっくり聞く。2020年に行ければ一緒にミャンマーインドネシア、あたりのコーヒー農園を巡ってみたいという話をする。これは本当に行ってみたい!

実家:ぼーくんのお土産〈タイ産コーヒー〉を淹れて飲む。タイ産のコーヒーの特徴を知るには、自分で一度焙煎してみたい。ミャンマーのコーヒー豆(焙煎済み&生豆)をいただく。

丸亀駅:ぼーくんを送り届ける

 

コーヒーの産地に行ってみたい。たくさんの人の手を渡り歩いて僕たちのところへやってくるコーヒー。抽出、焙煎とすこしだけコーヒーのことを勉強してきたが、まだまだ知らないことだらけ。コーヒーの木がどのように育って実をつけるのか、そしてどんな場所でコーヒーの実は精製されてコーヒー豆になるのか、産地に行って自分の目で見てみたい。最近そんなことを考えています。この日のぼーくんとの話が、未だ見ぬコーヒーに繋がっているような気がしています。

 


■2日目2/27(水):岡山へ渡る!&初コーヒー出店

朝:多度津の〈接骨院 ひだまり〉へ行く。最近、香川県にいる時はかなりの確率で通ってます。オススメ!!

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丸亀駅:実家からバスで丸亀駅へ。丸亀のコミュニティバスに乗るのは10年以上ぶり。時間通りにバスは来ない。バス停に居合わせたおばちゃんとお喋り。「バスはいつも時間通りに来んで」とのこと。バスの着時間と電車の接続は悪いが、ゆっくりと駅周辺を散策するにはちょうど良いかも?

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マリンライナー坂出駅香川県)から児島駅岡山駅)まで15分!520円で瀬戸内海を渡る。気持ち的には岡山は遠い気がしていたが、実はとても近い。

岡山珈琲案内:ポイトラツアーで知り合ったコーヒー屋さん(くりはらさん)と児島で合流。岡山県のコーヒー屋を案内してもらう。

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珈琲店watermark:くりはらさんの拠点でコーヒーをいただく。瀬戸大橋のお膝元、下津井の丘の上の珈琲店。めちゃくちゃ良い眺め。開店が楽しみです。

珈琲店 watermark

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元浜倉庫焙煎所:児島にある倉庫内に設けた焙煎所。移転のため営業は3/14まで。地域の中にこんなコーヒースペースがあると良いなーと思える場所でした。

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倉敷珈琲館:昭和46年創業。中の人の変化があったようですが、倉敷の、岡山のコーヒーを語る上では外せないお店。やっと来れてよかった、

倉敷珈琲館 | 倉敷美観地区にある自家焙煎のコーヒー専門店

 

折り鶴:コーヒー界のレジェンド 珈琲 美美の森光さんの系譜。ネルドリップでとろりと濃厚なコーヒーを淹れていただきました。よし!これからコーヒー話をめっちゃするぞ!という時に今回はタイムアップ。また行きます!

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ラウンジ カド:本日の目的。あのスナック スミレとアオイにコーヒー担当として参加!濃ゆ〜い面々に出会えた夜。僕は「フルオーダーメイドハンドドリップコーヒー」というコーヒー企画をやりました。スナック終了後も話が白熱し、とりいくぐるにて3時半就寝。

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これまで繋がりたくともなかなか見えなかった岡山が、ポイトラツアーをきっかけにグンと近くなった気がしています。とっても大きい岡山県。まだまだ、様々な出会いや出来事がありそうです。また伺います!これからが楽しみです!

 


■3日目2/28(木):新兵器?開発中!

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朝:とりいくぐるのラウンジで粕汁を飲みながらスタッフの方々とお話をする。昨夜は、コーヒーを淹れることに必死だったけど、すこしゆっくり話ができてよかったです。スミレさんの車で岡山駅まで送ってもらい一路、高松へ!

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高松:本屋ルヌガンガに顔を出す。いつ行っても良い雰囲気の本屋さん。3月号のターンズに載ってました!少しだけお話をして近くのリマコーヒーへ移動。

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リマコーヒーにて、昨年末に香川に越してきた水沼さん夫妻に会う。水沼さんと聞いてピンときた人は、国立か立川周辺の人だろう。奥さんの旧姓は藤原さん。夫のユウタさんは山にまつわるプロジェクトを構想中。山を楽しむ企画を立てるためには、まず山を知らないと。ということで現在、香川県にある50の山を制覇するべく、朝一で山に登ってエクストリーム出社をきめたりしているそう。

 

行こうと思えば海にも山にも15分くらいで行ける香川県。そんな環境を使いこなすと、かなり楽しく暮らせる気がしています。ユウタさんがどんな山企画を始めるのかとても楽しみです!タイミング合えば6月の香川県案内でも山に入ってみたいです!

香川大学香川大学に来たのは造形・メディアデザインコースの井藤教授と会うため。一緒にコーヒーにまつわる新兵器を企画中。試作品を使ってコーヒーを淹れつつ、比較検証していたら楽しくなりすぎて4時間くらい経っていました。形がどのようにコーヒーの味に影響するのか理解が進みます。発表をお楽しみに!

 

コーヒー屋として、基本的にコーヒーの道具は世の中にあるものを使って味をつくっていきます。それが、誰かと一緒にやることで、自分の理想の道具を初めから考えられるなんて、、、本当にめちゃくちゃ面白いです。いつか、香川県や四国にある技術を使ってコーヒー道具の開発もやってみたいなーと夢が膨らみます。

 

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、、、、と
ここまで書いてまだ三日目(帰省は九日間)

 

長くてなってしまいすみません、、!
とは言え、それくらい今回の帰省は濃密だったのかなーと

 

どれくらい細かく書くかは書きながら考えよう。

 

それでは、帰省中盤戦に続く!

34.ポイトラの今。[2018.12]

こんにちはー!
 
東京はいよいよ寒くなってきましたね
 
年始(1/9〜1/14)にポイトラを使って東京から香川県まで、会いたい人に会いながら行きたい場所に行きながら移動するポイトラツアーを開催します!
 
ポイトラツアーの内容を少しずつ詰めている今日この頃。まだまだざっくりですが、行程は以下を予定しています。
 
〈ポイトラツアー1/9~1/14〉
1/9 :熱海
1/12:和歌山
1/13:徳島、香川
1/14:香川
 
どんな場所に行くことができるのか、どんな人たちに会うことができるのか、今からとても楽しみです!
 
そして今日は、11/18にお披露目会を終えたポイトラがその後どうなっているのか紹介します!
 

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現在のポイトラは・・・
 

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あぁ!小屋がない!
 
そう、実は現在、小屋は山梨で第二期工事中です。
 
田切さん
年末の本当に忙しい時期にありがとうございます、!!
 
なので、、、
 
荷台に小屋が乗っていないポイトラ
「ポイトラ ネイキッド」でクルーの面々とマニュアル走行練習を行ってます!
 

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久しぶりに乗るマニュアルの運転は大変ですね、、
 
でも、軽トラに通常ついているあおりもないので視界はとっても良好!
 
みんなで使いこなすために走行練習や小屋本体の使い方の共有がとても大切だと感じています。
 
そして、この機会に軽トラをしっかりメンテナンス。
 
エンジンまわりの部品交換、足回りの調整、ツアーにむけてスタッドレスタイヤに交換などなど、行ってます!
 

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写真はショックアブソーバーの交換。さながら、膝軟骨の交換という感じでしょうか。
 
もろもろ軽トラ本体のメンテナンスに関しては、国立にある米山自動車さんにお世話になっています!
 

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年末には小屋も軽トラもパワーアップしてもう一段階よくなりそうです。
 
これからのポイトラをお楽しみに!
 
それでは!

33.焚き火とコーヒー

こんにちは!

 

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先日、ヒガシヤマト未来大学のプロジェクトの1つ「たきviva」でコーヒーを淹れてきました!

 

Facebookイベントページはこちら

焚き火でコーヒー焙煎体験!コーヒーマスター:藤田 一輝さん

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場所は立川モノレール 上北台駅から徒歩3分のところにある下立野林間こども広場。

 

この時期、落ち葉と紅葉がとても綺麗でした!

 

まずは自家焙煎したエチオピアとマンデリンを試し飲み。

 

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みんなで感想を言い合ったり、時にマニアックな質問があったり、、

 

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焚き火でマショマロはほんとに美味しい、、笑

その他、さつま芋を持ち込んで焼き芋を仕込み始める人も!

 

一息ついた後、焚き火を囲んでみんなでコーヒーの焙煎体験を行いました!

 

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最初に試し飲みしたマンデリンの味に対して、

みんなでどんな味のコーヒーを焼いてみたいのか決めて焙煎に挑戦してみました。

 

手焙煎してみるとコーヒー豆が色付きながら変化していくのがよく分かります。

 

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風下は煙で目が痛い、、!

 

焚き火で焙煎は火力が一定ではないところが難しかったですが、僕自身いろいろと発見のある会でした。

 

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その後、焙煎した豆をみんなで飲み比べ。

2通りの淹れ方を実演しながら、ちょっとしたドリップのコツを話しつつ、、

 

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たきvivaではこれからも月1回くらいのペースでイベントを企画していくそうです。焚き火だけでなく、夏にはキャンプもできるこの場所。

 

これからどのように変化していくのかとても楽しみです!

 

 

ヒガシヤマト未来大学 たきvivaのみなさま

この度はお声かけいただき本当にありがとうございます!

焚き火の求心力を感じた1日でした。参加してくれた方々にとって今回の会が、コーヒーをすこし身近する機会になったならば嬉しいです。

 

また機会があればポイトラでも行きたいです^^

 

それではー!